トレーダーとして成功した人はだれか他の人の手法を使うタイプではないし、また、成功したトレーダーは自分のシステムを売りに出さないもの

今年から新たなEAを開発しているが、なかなかうまくいっていない。Kindleで見つけた手法をこれなら簡単にEAのロジックに落とし込めそうだと思って作っていたのだが‥。思いのほか苦労しており、手法はほぼ再現できているように思えるのだが、バックテストで確認するも成績が良くない。バックテストで成績が良ければ、フォワードテストでも上手くいくとは限らないが、さすがにバックテストで利益が上がらないものに対してリアル口座で試すことは出来ない。

グランビルの法則

作成中のEAが上手くいっていないため、ネットで解決のヒントがないか、なんとなくネットを見ていると、今作成しているEAが参考にしているKindleで見つけた手法は、グランビルの法則をヒントにした手法だと気付いた。

グランビルの法則  (ぐらんびるのほうそく

米国のチャート分析家ジョゼフ・E・グランビル氏が考案した、移動平均線と株価の乖離(かいり)の仕方や方向性を見ることで、株価の先行きを判断する株式投資理論。
移動平均線が長期間下落ないし横ばいで推移した後に上昇に転じ、株価がその移動平均線を下から上へ突き抜けるときは買いなど、買い4通り、売り4通りの8つの法則で成り立っています。

グランビルの法則は、8つの法則に分けられるが、買いと売りで逆になっているだけで、実際には4つのパターンになるのだが、今作成しているのは、その中の1つの法則で売買するロジックのようだ。

グランビルの法則についてここでは詳細には記載しないが、詳細は自分でググってみてほしい。かなり有名な法則でネットには解説記事がゴロゴロ出てくるので、すぐに見つかると思う。

グランビルの法則でのエントリー、イグジットするタイミングは?

バックテストで確認すると確かにエントリータイミングはほぼ問題ないように思えるのだが、イグジットタイミングで成績が悪いように思える。イグジットタイミングがトレードでは一番難しいと思っている。政策でもなんでも出口戦略が一番難しいと思っている。

極端な話、トレードのエントリータイミングはサイコロで決めても良いぐらいに思っているが、損切りも含めて、ポジションを利確するときがトレードの肝だと裁量のトレードをしているときから感じていたことだ。

ランダム・ウォーク理論にもそんな話がありましたね。

目隠しをしたサルに、新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が選んだポートフォリオと、さほど大差のない運用成果をあげられる…と、この理論では説明している。さらに、ダーツ投げで「売買タイミング」を適当に決めても、運用結果はさして変わらない…とも言う。場合によっては、ダーツ投げで決めたほうが、人間の心情が入り込まない分、利益が生まれやすいとも考えられている。それほど人間の心情は、投資においてマイナスに働いている。これはプログラム売買でも同じであると説明する。

ランダム・ウォーク理論-Wikipedia

Kindleでの手法のイグジットタイミングについて書いてあることは、直近高値や安値でイグジットすると記載があるが、サラッと書いてあるだけで詳細は記載されていない。その本の大部分は、エントリータイミングのみ記載されている。

まあ、人の手法をそのまま鵜呑みにしてもね。ほんとに利益が出るロジックは詳細に公開しないと思っているし、また、詳細部分のトレードのロジックは、他人に伝えるのは難しいとも思っている。

市販にあるEAは他人でも完全に再現出来るとは思うが、完全にブラックボックスで、細かいロジックはわからない。そんなEAは利益が出ているときには良いが、損失が膨らむと、他人のロジックを最後まで信じられるか?ということになる。

「新マーケットの魔術師―米トップトレーダーたちが語る成功の秘密」で紹介されているギル・ブレイク氏とトム・バッソ氏の言葉に以下がある。

■ギル・ブレイク氏

システムは、他の人よりも、設計者の役に立つ、もしくは設計者の成功をもたらす傾向が強いと思います。したがって、取引手法は個人に合わせて調整されることが重要だと思います。そうでないと、その取引手法に従う自信を確立することができないのです。

だれか他の人の手法があなたの個性に合致するとは思えません。トレーダーとして成功した人はだれか他の人の手法を使うタイプではないし、また、成功したトレーダーは自分のシステムを売りに出さないものです。

■トム・バッソ氏

私のシステムをそっくりだれかに譲ったとしても、その人は、きっと一ヶ月もしないうちに自分の考えに合うようにシステムをいじりだすでしょう。どんな理由にしろ、他人のシステムには満足しないものです。

もし、システムをブラックボックス(非公開のルールに基づいて売買指示を出すコンピューター・プログラム)のまま渡せば、事態はもっと悪くなりますね。そのシステムで、トレーダーは気が変になってしまうでしょう。プログラムの中で何が行われているか分からないから、システムが損を出し始めると、そのシステムを使わなくなってしまうでしょう。

最後に

ここで、開発しているEAの手法は、Kindleの何の本を参考にしているのか気になる人もいると思うが、この本を批判する気もないし、公開にメリットはないので伏せておきたい。個人的に連絡があれば教えても良いけれど、今のところバックテストでは上手くいっていないとだけ。

よねが裁量トレード時代に編み出した手法をもとに2つのEAを作ったのだが、我ながら良く出来たなって思う。バックテストさえプラスになるEAも難しいし、市販のEAでも損失ばかりになるというのも自分で作ってみて、なんとなくわかる気がする。

さて、今の開発中のEAはイグジットタイミングのみの問題だと思っているのでもう少し改良してみようと思っているが、そもそもこの手法に優位性があるのか疑問に思ったりもする。

このEAの開発を続けるか迷い始めている‥。

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