前回の記事で、逆説的に出世する方法を書いた。
出世したければ、残業を嫌と思わず、土日出勤も嫌な顔せずに快諾し、プライベートを犠牲にして、ひたすら仕事に励む。
少し皮肉を込めて書いてみたが、よっぽど作業品質が低くなくて、一般的なアウトプットが出せれば、出世するはずだ。
それだけやれば、自ずと成果も出るだろう。
上司も人間なのでそんな部下はかわいいはずだ。
プライベートを犠牲にしてまで、会社に尽くす部下を気にかけないはずがない。
まあ、ブラック企業ではない会社という条件は付くが。
簡単に出世する方法?
ここまで書いて、あることに気づく。
プライベートを犠牲にしてまで仕事しているようにはみえないけど、出世している人がいる。
まあ、当たり前である。
大袈裟に書いているだけで、実際は仕事の作業量だけで仕事が出来る人と決まるわけではないし、出世しやすいっていうだけで絶対ではない。
プライベートを犠牲にするのは嫌だけれど出世はしたいっていう人はどうすれば良いのか。
直属の上司に出世してもらう
ことである。
上司が出世してもらえば、自分がそのあと出世出来る可能性が高い。
当然自分は上司が出世してもらうために、上司に尽くす必要がある。
上司の売り上げなどに貢献するのだ。
すると上司に気に入られるようになり、上司が上に上がったときに、引っ張ってもらうのだ。
上司が昇進したときに、当然気に入られでなければならない。
上司が昇進しても、上げるのは自分以外だと意味がないからだ。
そんな出世する方法論?を知っているけど、やるやらないは個人の自由だ。
自分の人生の生き方やポリシーみたいなものがあるはずだ。
そこまでして出世したいのかっていうのもあると思う。
しかし、そこまで貪欲に出世にこだわらないと出世出来ない。
そんな貪欲さも含めて仕事が出来るという人だ。
そんな貪欲さがある人は、売り上げに対しても貪欲さがある。
そんな人を会社は上に上げたい。
会社に利益をもたらすからだ。
出世したいはやる気のあるヤツ
出世する人は、新人に頃から出世欲があるヤツな気がする。
それは仕事に対して目的意識があるし、今後、上に上がるために自分ならこうするなどの上から目線でみるようになる。
結果的に仕事に対しても主体的になるし、いってみれば、仕事が出来るヤツになっている。
「出世したい」はなんだか嫌らしい言葉に聞こえるが、そんなことはない。
「出世したくない」といっているヤツよりよっぽどやる気のあるヤツだ。
だから、結果的に出世していくのである。
思いは行動にも表れるので、毎年社員に目標を持たす機会を作ったり、上司と面談で今後どうしたいかを話すのはそんな理由からだ。
間違ってもそこで、本音を言って、「自分は出世にしたくありません」と言ってはいけない。
「僕は仕事をやる気ありません」と言っているようなものだ。
上司も昇進するには、自分の後継者が必要なので、部下を上げていく必要がある。
また、上司も部下を上げていかなければ、評価もされないため、常に後継者を探しているものだ。
そのため、やんわりと部下が出世に興味があるか探りをいれたりしているものである。
さて、ここまで読んで、あなたは出世したいですか?