プロフィール記事を読んでもらえばわかるが、よねはシステムエンジニア(SE)という仕事。
エンジニアと付く職業なので、簡単に言えば技術屋である。
なので、当然ある程度のスキルが必要になってくるのだが、最近後輩と話をしていると、あの人はやたらスキルが高いからすごいとか、新人はスキルが低いから駄目だとスキル(技術)があるないだけの話をしていたのだが、まあ、その後輩は確かにスキルはあるのだが、話を聞いていて、スキルがすべてみたいな話なので、なんか違うよなって感覚だったので、トレードの話からはなれて、少しその事について、書いてみたいと思う。
スキルを磨くより社会人としてのマナーを磨け。
まあ、確かにシステムエンジニアはもちろんある程度のスキルは必要だとは思う。
けれども、10年以上もこの業界にいるとスキルよりもっと大事なのがあるよなっていうのが、後輩と話していると感じたところ。
スキルってそんなに大事か?と思うけど。
じゃ、スキルより大事なのは何よというと
社会人としての最低限のマナー
だろう。
なんだか、これだけ聞くとここまで期待して読んできた人は、なんだそんなことかと思われてしまうかもしれないのだが、そんなことが出来ない人が後輩に限らず多いと感じる。
そう、自分よりも年齢が上の人もそう感じるなのだ。
確かに年度毎の会社全体のキックオフなどでは、直属の上司やその上の人たちもスキルが大事。
スキルを磨けなどと毎回同じようなことを言っているように思うが、それは最低限の社会人としてのルールが出来ている前提だから、社会人の最低限のマナー、ルールを身に付けろなんて、わざわざそんなことは言わない。
当たり前なのだ。
朝早く来て、早く帰るのが仕事が出来る人
社会人のマナーといえば、朝定時に会社に来ないで、遅刻を平気でする人がいる。
悪びれた様子もない。
後輩はでさえ、そんな感じだ。
このSE業界は残業が多く、忙しいときは終電で帰宅することも多い。
だからなのか、朝は遅刻しても仕方がないっていう雰囲気がある。
それはどこの現場でもその傾向がある。
ほんとこの雰囲気が嫌いだ。
そして、朝遅く来て、帰りは遅い傾向があり、先に帰る人が仕事をしていなくて、遅くまで残業している人は仕事をしているという雰囲気があるように思う。
朝早く来ているにもかかわらず、早く帰るのに遠慮しなくてはいけない雰囲気が嫌だね。
朝早く来て、早く帰るというのが、一番仕事が出来る人だ。
後輩もそんな雰囲気に飲まれ、同じようになっていく。
これは先輩の責任でもあるのだが。
後輩もスキルでなく、こういうところを直すべきだろう。
報告・連絡・相談のホウレンソウが大事。
最近後輩をみて思うのは連絡が出来ないことだ。
ビジネスマナーの「ホウレンソウ」とは、「報告」「連絡」「相談」の略は、みんなが新人で教わる有名な言葉。
ほんとこれが出来ていない。
朝来なくても、連絡がない。
何時までに行きますというのだが、来ない。
こちらから、どうなったと聞くとまだ、出れてません・・・。
ダメなら逐一報告しなければならない。
相手から催促の確認の連絡が来たらダメなのだ。
それはお客様に対しても同じ。
スキルがあればなんでも許される訳ではない。
ある同期の言っていた言葉が、印象に残っている。
ありきたりだが、挨拶は基本
朝会社に来たら、おはようこざいます。
帰るときは、お先に失礼します。
ほんと当たり前なのだが、出来ない人は結構いる。
朝遅れてきているからかもしれないけど、来ても挨拶はしない。
挨拶に上も下もない。
先輩だから、上司だから、上から挨拶する必要がないは、仕事が出来ない人だ。
この業界の特有なのだろうか。
帰るときも、ハッキリ挨拶して帰らない人が多い。
一斉に帰るわけではないので、申し訳ないという気持ちもあるのかもしれないが、挨拶せずに帰る人が多い。
さらに、お先に失礼しますと言われているのに、俺は帰らず、仕事しているんだと言わんばかりに、お疲れさまでしたの挨拶の返しがなかったりする。
そんなだから、何も言わずに帰るようになってしまうのかもしれない。
どんなにスキルがあって、技術的な意味で仕事が出来ても、なんだかなと思ってしまう。
同じレベルになってはじめてわかる
とここまで書いてきて、そんなのそこの現場だけなんじゃないの?なんて思うかもしれない。
まあ、そう思えるなであれば素晴らしい職場や会社だと思う。
そんな変な雰囲気の傾向をSE業界でひとくくりにしないでくれと思われるかもしれない。
まあ、そんな現場もあるんだよと思ってくれればよい。
スキルがスキルがなんて、よく言うのだが、それ以前に、そんな社会人のマナーをまず磨くべきではないだろうか。
スキルがあれば、何となく仕事が出来る人みたいな風潮が何となく嫌な感じがしたので。
なんだか、先輩や上司の説教じみた感じがしてしまうが、こんなことを後輩に思うようになったということは、自分もそんなように考えれるレベルになってきたということか。
トレードも同じか。
自分もそのレベルになってはじめてわかる。