スイスフランショック

さて、明日から為替相場がどうなるか。
先週はスイスフラン波乱で、株価も続落。
とりあえず、よねは今はノーポジ。
やはり次のポジションもユーロ円ショートを狙っているが、よくわかりませんね。
スイスフラン暴騰の衝撃はどこまでか。
もう少し様子見で、これからの為替相場の動向を見極めたいと思う。

スイスフランに何が起きたのか

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それにしても、スイスフランショックの影響はいたるところで、ネット上で話題になっている。
「2015/01/15 18:50」の1分間の間に行われた強制決済で損失を出し、ストップロスも間に合わずまさかのマイナスになってしまいうという「追証(おいしょう)」なった人が続出し、個人投資家が多額の損失を被り、仲介していた為替業者が破綻に追い込まれたなど。

そんなすごい相場だったので、相場道のブログとしては、記録として残しておきたいと思う。
まず、スイスフランで何が起こったのか。

スイス国立銀行(中央銀行)は15日、自国通貨スイスフランの上昇を抑えるために対ユーロで設けていた1ユーロ=1.20スイスフランの上限を撤廃すると発表した。
2011年9月以降、外国為替市場で無制限にスイスフランを売り、ユーロを買ってフラン高を防いできたが、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和観測もあって異例の政策の継続を断念したとみられる。

スイスフラン、無制限介入終了で急騰:日本経済新聞

この影響で、他の通貨にも波及して、為替相場は壊れてましたね。
そんな相場は見てるだけで、よねは相場に振り落とされた後でした。
まあ、よかったのかもしれない。
あまりの値動きの激しさに、その後のシナリオが描けず、よねはトレードすることは出来ませんでした。

相場に参加するなら、下がりすぎのユーロ円のロングを逆張り的にトレードしようと思いましたが、相場に飛び乗る感情トレードはやめるのが今年の目標だったので、グッと我慢しました。
結果的にやめて正解でした。
その後の終値を確認して、さらに下落していました。
ポジションを保有していたら、おそらくすぐに損切りになっていたと思う。
その日のトレンドは確実にショートだったので、やはり順張りが基本ですね。
そのようなトレンドは1日だけだったりもするんですが、逆らってはいけませんね。

スイスフランショックで思うこと

やはりFXはレバレッジを大きくしてはダメだよっていうのはわかるんですが、やっぱりFXはギャンブルとか怖いからやってはダメだなんて結論は短絡的だと感じる。
今回のスイスフランみたいに、今度はドル円が120円が80円になったらどうするんだなんて議論がありますが、まったくもってナンセンス。
以前からスイスフランはスイス中央銀行(SNB)による「売り」介入が入ったりする通貨であり、介入時には元々激しい値動きが起こる通貨であったし。
ドル円が絶対にならないとは言い切れないけど、そんな例外を強調してFXはダメだとするのは乱暴な話。

今回のスイスフランショックで、やっぱりFXはダメだと決めつけられてしまうのは、長年FXトレーダーを続けているものとしては残念だし、もったいないなあとも思う。

とまあ、なかなかない歴史的な為替相場だったので、よねの思うところを書いてみた。
それにしても、やはり為替相場はいろいろドラマがあるなあと改めて思う。
だからトレードは面白い。
まあ、今回も損失が出てなかったから言えることではあるので、為替相場の怖さも知る出来事となった。

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