サイクルコンピューター CATEYE「Air GPS」レビュー

CATEYEの「Air GPS」なんですが、ネットで「Air GPS」について調べてみると発売から3ヶ月以上経ってるのにもかかわらず、発売前の実機を借りたインプレッションの記事ぐらいしか見つからない。売れてないんですかねえ。「Air GPS」は購入して特に不満もなく満足しています。そんな「Air GPS」のレビューを書いてみたいと思います。

CATEYE「Air GPS」

AirGPS(CC-GPS100)
参考:https://www.cateye.com/jp/products/computers/CC-GPS100/

「Air GPS」は、サイクルコンピューター本機以外にも取り付け用ブラケット、USBケーブル(MicroUSB)が付いています(ケイデンスセンサーセットもあり)。スタートガイドとして、簡単な説明書が入っていたが、詳しい説明書は、スタートガイドのQRコードを読み取って、オンラインやダウンロードしてスマホなどで見る。

背面の右上に電源ボタンがあり、正面下のドットをクリックすると裏側にある真ん中のボタンが押されて、表示モードが切り替わる仕組み。電源を入れてから、正面のドットをクリックしていくと表示内容が変わっていく感じで、操作はいたってシンプル。また、本機は39gで非常に軽い。

正面下のドットボタンをクリックすることで裏にあるモードボタンが押される仕組み
右上に電源ボタンがある。真ん中にはモードボタンは、正面下のドットをクリックで押される
上側面はキャットアイのロゴ
下側面のカバーを外してUSBケーブルで充電する

本機の使い方は簡単。ライド開始時に電源ボタンを長押しして起動し、GPSが補足されると左上のアイコンの表示が変わるので、変わったら正面のドットのクリックを押すと記録が開始される。GPSの補足には正確には測ってないが、2〜3分はかかっている印象。この辺は場所、曇などの天候でも変わるので、なんとも言えないが、これだけで待つのは嫌なので、いつもライトを取り付けたり準備している間に電源オンにしており、ライド開始時にはGPS補足されているようにしている。

GPS補足前のアイコンの表示状態
GPS補足するとのアイコンが変わる

ライド終了時には、電源ボタンを長押しして、電源オフすれば記録終了となる。簡単でわかりやすい。

ライド中も正面のドットをクリックすると画面下部の表示が切り替わる。

参考:https://cateye.com/manual/jp/online_manual_portal/link/CC-GPS100_Android_HP_JP_v1_1.pdf

時刻は常に表示されているのが地味に便利。ライド中は腕時計を付けないようにしているし、スマホを取り出して時間を確認するのも面倒だし、サイコンに常に時計表示されているのはよく考えられていると思う。

アプリ(Cateye Cycling)

記録したログはキャットアイ製スマホアプリ「cateye cycling」にデータをインポートしてスマホで見る。ナビゲーション機能付きのサイコンもありますが、ライドのログを記録するだけとわりきった使い方。

ライド中はスマホとの連携は解除して、本機で計測して、ライド終了後にスマホとBluetoothで繋げてデータをインポートするといった流れ。スマホアプリを経由してストラバなどにもアップロードできるようですが、自分は「cateye cycling」で十分だったので、試していない。

ライドの一覧から選択して詳細情報がみれる
走行時間や走行距離、速度の最大値や平均値も見れる
ライドルートをgoogleマップで確認できる
ライドデータはグラフでも確認できる

アプリはシンプルでわかりやすい。ケイデンスセンサーがあれば、ケイデンスの最大値や平均値も取れる。

何回か使ってみて、唯一気になった点があった。初期不良で本機をしばらく修理に出している間(キャットアイのサイコンを修理に出した話)、スマホで記録していたのたが、スマホでアブリを使用していたときには消費カロリーや登坂高度、ラップが取れていたのだが、本機では記録されていていなかった。この辺はスマホの方が性能が良いからなのか、本機の設定の問題なのかわからないが、今後時間があるときに調べてみようかと思うが、まあ、その辺のデータは気にならないので良しとしています。

スマホのアプリで記録した詳細表示
本機で記録してスマホに取り込んだ詳細表示

最後に

もともとケイデンスセンサーの購入は考えていなかったのですが、誤ってケイデンスセンサーセットの方を買ってしまいましたが、使用してみるとケイデンスの計測が思ったより楽しめるので、ぜひケイデンスセンサーを取り付けることをおすすめします。

ケイデンスとは1分間のペダルの回転数のことで、ケイデンスが高いほどペダルがまわっていることになります。ケイデンスの単位はrpm(回転/分)と表し、一般的にロードバイクでだと80~100rpm。クロスバイクは60~80rpmになるとのこと。

ケイデンスがわかればギアを上げるかどうかの目安になるので、60~80rpmであれば最適なギアになりますし、低ければギアを下げ、高ければギアを上げるという感じ。初心者だとスビードを上げたいときは、ギアを上げてしまうんですが、自分みたいにダイエットを考えた場合、筋肉をつけたいわけではないので、有酸素運動が有効で、適度にペダルを回したほうが良い。ケイデンスがあれば、ペダルがまわってる、まわってないの目安がわかるというわけです。

ケイデンスは後からも購入できますが、自分は間違えて購入しなければ、おそらく後からは購入しなかったと思います。本機ではいろいろ表示しながら走れますが、今はケイデンスを表示させて走っていることが多いです。結果的にはケイデンスセットで良かったです。

スマホを使えば同じようにライドの記録をとることができますが、スマホのGPSで記録するとバッテリー消費も気になりますし、サイコンがあると速度や時間も見ながら走れるので、非常に便利です。ほんとサイコンは最高ですね。

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