昨日からドル円は戻している。
下落トレンドはまだ転換したとは思わないので、戻り売りがセオリーだと思うのだが、ここからどう動くのかちょっとわからなくなってきた。
トレードは相場との闘いではなく自分自身との闘い
今のよねはというとポジションはすでに全部手仕舞いして、一旦ポジションはスクエア状態。
概ね今回のトレードは満足しているが、今回の下落でドル円のショートポジションを縮小してから、さらに大きく下げたのが悔やまれる。
相場の暴落をナイフに例えて、「落ちるナイフは掴むな」なんて格言があるが、下落スピードに怖くなって、まだまだナイフは落ちている状態からの利確だった。
ナイフは地面に刺さってからでも十分だった。
そもそもこの格言は、相場にエントリーするときに言われる話ではあるが、利益確定でもこの格言は当てはまると思う。
このようなトレードをしているのは、まだまだメンタルが未熟な部分だ。
トレードは、相場との闘いではなく、自分自身との闘いなのだ。
兼業トレーダーの相場との闘い方
それにしても最近の相場はボラが大きい。
下落時は相場のスピードが速いから、ショートポジションは文字通り、保有を短くなんて言われたり、瞬時な判断が必要と思われがちだけど、そんなことはない。
それは底を狙うからそうなるわけで、底ではなく底からのリバウンドでの利益確定で十分と考えるとそこまでトレードの俊敏さが求められるわけではない。
底を狙おうとすると利益確定が早まったりする。
そもそも底で利益確定が出来ると思ってはいけないのだ。
底での利益確定は不可能と思っていた方が良いし、トレードとして気が楽だ。
相場についていき、利益を伸ばすだけ伸ばすトレードが理想だ。
それには底を自分自身で決めつけて、限定してはいけない。
兼業トレーダーなりのトレードのやり方がある。
兼業トレーダーはスイングトレーダーが多いのではないだろうか。
デイトレーダーのようにチャートを常に見れる状況であれば相場が動くのは楽しい。
まあ、値動きが激しいとトレードの結果がすぐに出るので楽しいが、ポジポジ病に注意が必要だ。
サラリーマンとの兼業トレーダーなどのスイングトレーダーの場合、常に相場は見れないので、逆指値を活用するなど兼業トレーダーなりの相場での闘い方がある。
常に相場は見れないから、ポジポジ病にはなりにくいが、会社から帰った後や会社が休みの時などついつい今までのトレードができなかった反動で勢いでトレードしてしまったりしないようにしなくてはいけない。
スイングトレーダーのコツは相場を見ないことだろう。
と最近特にそう思う。
相場を見てしまうとついついトレードしてしまう、いわゆるポジポジ病になりやすいし、トレード回数が増えれば増えるほど、負けるような気がしている。
無駄なエントリーが多くなるからだ。
スイングトレーダーならエントリーチャンスは少ないはずなのだ。
相場を見ないでトレードするには逆指値を有効に使う必要がある。
よねの場合、エントリーは逆指値でポジション保有したものが良い結果が出ている。
事前にチャートを見て、冷静なときに注文しているため、感情トレードではないからだろう。
大きく動いたときに勢いでトレードしてしまうことがあるが、それをなくすだけでトレード成績が良くなる気がする。
これからは相場をあまり見ずに逆指値で勝負する。