会社の歯車にはなりたくない?

昨日は会社をこれから立ち上げるメンバーたちと話をした。
なんだか大学のサークルのメンバーたちみたいで楽しそうだった。
甘いかもしれないけど、昔はそんな会社で楽しく仕事をしたいと思っていたね。
なんだか遠い目でみてしまう。

会社の歯車にはなりたくなかったけど

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もともと小さな会社で働くことに憧れを持っていた。
会社の歯車になりたくなかったからだ。
小さな会社であれば、一人一人の社員が大切になるし、重要な人物になると考えた。
社員一人が大切にされ、一人一人が会社を支えているという実感が持てるだろうと。

そのため、就職活動時も小さな会社ばかり面接を受けていた。
けれども、小さい会社なので採用人数は少なく一人や二人と狭き門のため、結局小さい会社では採用されなかった。

最終的には、そこそこの大きさの今の会社に採用されて、望んでなかった会社の歯車のように働いている。

この職業についてみて小さい会社ではなく、なるべく大きな会社にはいった方が良いなと就職してから考え方は変わったが、書くと長くなりそうなので、それはまた別の機会があれば。

転職して今の状況を変えるのではなく、今の会社で状況を変える!

本来の仕事の形って、そんなカツカツで上司やお客さんに怒られながら仕事するものだっただろうか。

今の会社の回りをみてもあまり楽しそうに仕事している人を見ないような気がする。
変なプレッシャーでみんな機嫌が悪そうにも見えるのは自分もそうだからそう思ってしまうのだろうか。

失うものがなければ、簡単に仕事がやめれれば、他にお金が稼げれば、そんなことも出来るんだろうな。

人生なんで一度きりなんだから、そんな道も憧れるが、今はいろんなものを背負いすぎた。
身動きとれなくなった自分がいる。

今の会社は嫌いじゃなかったはずなんだけどな。

では、転職して状況を変えようとは思わない。
後ろ向きの言葉というわけではなく、どの会社にいても悩みはなくならないし、ある一面しかみていないので、全てを見えている自分の会社が悪く見えるのも当然だ。

「隣の芝生は青く見える」じゃないけれども、会社に限らず他が良く見えるものだ。

そんなことは何年も社会人をやっていれば気づくもの。
それでも転職していく人たちがいるのは、そこまでわかっても、なお状況を変えたい覚悟を持った人たちなのだろう。

自分は会社を辞めて状況を変えようとするのではなく、今の会社で状況を変えていきたいと思う。

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