気がついたら5月になっていた。
4月もなんだかいまいちな為替市場。
トレンドも発生しているのかしていないのかはっきりしないし。
まあ、大きなレンジ相場なんだろうね。
こんな相場が続くと「もう少しエキサイトするような相場になってくれないかな」なんて思ってしまうのだが、そんな思いがトレードの罠だったりするんだよね。
4月のトレード成績と2017年の年間成績
《4月のトレード成績》
1勝1敗1分 50pips
《2017年の年間成績》
1月 0勝4敗1分 -200pips
2月 0勝5敗 -300pips
3月 1勝2敗 -50pips
4月 1勝1敗1分 50pips
トータル 2勝12敗2分 -500pips
4月の成績みてもなんだかパッとしない。
月のトータルで今年はじめてのプラスは評価したい。
やはりトレンドが発生してくれないとトレンドフォローのスイングトレーダーにとってはつらい相場。
4月も下方ブレイクしたと思ってポジション積み上げたら、一転上昇に転じて、損切りと利益確定で薄利で手仕舞い。
なんだかなー。
間違ったトレードはしていないと思っているので、折れずに淡々とトレードを続けていれば結果が出るってところなんだろうけど。
にしても、今の相場とトレードが噛み合わない感じといったら、もう・・。
ブルータスよ、お前もか
カエサル(シーザー)が暗殺されるとき、相手の中に信頼していたブルータスを見いだして発したとされる言葉。
信頼していた者に裏切られたときに用いられる。
よねがブログを始めたころから、同じように始めたと思われるブログだったため親近感もあって、以前からちょくちょく読ませていただいているFXトレードのブログがある。
テクニカル分析の解説もすごいし、勉強家なんだろうなと感じていたんだけど(トレードにおいて勉強家が良いのかという話もあるのだが)、最近どうもダメな方向に行ってしまっている気がする。
トレード売買のタイミングを教えてくれるメルマガ?の売買指示をあてにしてトレードし始めた時点で嫌な感じはしていたんだけど、やっぱりダメな方向に着実に向かっていってしまっている感がある。
そもそも、FXトレードのメルマガに従ってトレードするというのに全く興味がないので、内容はよく知らないが。
まずダメな点は、損切りしなくなっている、または損切りが遅いところだろう。
最近大きな損切りばかりしているようだけど、大きな損切りをしている時点で、トレードで有名な言葉の「コツコツドカン」になっている。
その損失を取り返すのに、どれだけ勝たなければならないか。
トレードはトータルな勝負だ。
すべて勝とうとしてはいけない。
トレードは勝率で考えてはいけないのだ。
次に、口座資金の詳細が最近書かれていないが、ポジション量からしてかなりのレバレッジになってしまっているような気がする。
まあ、あまり詳しく読んでいないので、資金を増やしたのかもしれないが。
トレードで一番大切なことはメンタルで、次が資金管理だろう。
まず相場に生き残ることが何よりも大事。
生き残ってさえいれば、チャンスは巡ってくる。
退場になってしまっては、トレードの負けを取り返すことができなくなる。
相場道は長い。
そういう意味で相場から退場しない資金管理が大切なのだ。
そして、一番ダメな点は、トレードを他人に依存している点。
トレードの考え方は人生の考え方と同じだから、他人にトレードをあてにしている時点でダメなんだよね。
人生の選択を他人に決めてもらっているのだろうか。
それでは人生もトレードも負けである。
そもそも相場から9割はいなくなる人たちなのに、なぜそんな人たちのトレードをあてにするのか。
確率からいって、相場からいなくなる人なのに、なぜそんな人のトレードシグナルに従ってトレードするんだろうね。
勝てないからメルマガで利益を出そうとしているんだろうなと思ってしまう。
トレードで勝てるなら、そんな面倒くさいメールサービスでなくて、トレードで利益をあげれば良いと思うし。
そして、他人の指示に従ってトレードに負けたら、負けたことを他人のせいにし始めるし、他人を言い訳に使うようになったりするのではないか。
また、相場道は長いのにあてにしているメルマガが終了したらどうするのかという問題もある。
そんなものは、突然終わったりするものだ。
トレードは、魚をもらうのではなく、魚の取り方を学ぶの精神が必要なのだ。
「ブルータスよ、お前もか」
そのブロガーを別に信頼していたわけではないけれど、勝手にトレードの戦友気分であったので、ちょっぴり残念な気持ちになった。
とにかく相場に生き残ってほしいと思う。
まあ、他人を批判するほど自分も良いトレード成績を残しているわけではないし、他人の心配をしている余裕もないのだけれど、エールを送りたくなった。
さて、今月の相場はどうなりますか。
みなさん一緒に相場道を歩いていきましょう。