トランプ大統領誕生で、トランプミクス、トランプ相場などとと言われてドル円が暴騰している。
そんな今の相場でやられたというのをよく耳にするようになる。
やはり相場が一方通行に行くとそんな声が聞こえてくるようになる。
相場は相応にして行きすぎるものだ。
まずは相場に生き残れ!
ほとんど押し目も作らずにここまで上昇してきているので、逆張りトレーダーはかなり厳しい状況だろう。
やはりトレンドフォローのトレードの方が、マイナスになれば損切りして、プラスポジションの利益を伸ばしていくのだから、精神的には楽なのかもしれない。
いや、逆張りトレードも損切りしなければ勝てないので、そもそも「ドル円二桁台でショートポジションがあります」なんて言ってる人は、遅かれ早かれ相場から退場する人なのだ。
「ドル円109円台になったらロスカットだから行かないで」なんて相場にお願いしても無慈悲に相場は109円台にのせていく。
そんな願うトレーダーが多いほど、そんな相場になるのだ。
そんな願いが頭のなかをよぎったら、今すぐ損切りするべきだ。
種銭がなくなったら反撃のチャンスもない。
勇気ある撤退も時には必要だ。
相場の損失は相場で取り返そう。
ロスカットされて良かった?
ロスカットになった人は、これからどうするかだ。
ロスカットされて、「ああ、こんなトレードしていては勝てないんだな」と気付ければ良いのだ。
ある意味運のよい人。
マイルールを破ってのダメなトレードして、相場が反転してまさかの利益が出てしまったり、ロスカットされずに助かったりすればまた、同じことをするだろう。
そしていつかやられる。
トレードは、長期的に考えるべきだ。
よねも運が良い。
ロスカットなんて何度も経験してるし、損切りせずに、相場が反転したことなんて一度もないし。
相場に飛び乗れば、ほぼ必ず損切りになるし。
そんな初心者のダメトレードすれば必ずって言うほど、損失を出す。
何度もやらかして損失を出しているにもかかわらず、それでもダメトレードを繰り返してしまう。
間違ってもダメトレードで利益を出してしまったら、ますますやめられないだろう。
元プロ野球監督 野村克也
まさにトレードもこれだろう。
コツコツ負けて、ドカンと勝つ
損切りしないでトレードで継続的に勝っている人はいないはずだ。
損切りしないで勝っている人は、一発ギャンブルで勝ち逃げする人で、何年もトレードで利益をあげている人はいないはず。
相場は理不尽で容赦ないから、すべて勝つのは不可能なのだ。
そのため、トレードはトータルで勝つしかないのだ。
コツコツ負けてドカンと勝つである。
トランプ相場開始を底である101円から考えて、現在109円で8円上げているが、「あり得ない相場」「想定外な相場」そんなことを言ってるようでは、利益をあげようとしないで、相場に生き残ることだけを考えなくてはならないぐらいのトレーダーということになる。
これぐらいの相場は過去にたくさんあった。
初めてこんな相場を経験したのだったらトレーダーとして貴重な体験だ。
次にまたこんな相場が来たら、きっと利益をあげることができるだろう。
そのためにも今は相場に生き残る必要がある。
と偉そうに言って、よねも相場になんとか生き残ってはいるが、何度もこんな相場を経験しているのに、利益があげられるようになっていないんだけどね。